将来、現役引退後も豊かな生活を送りたい。
手取り13万円の事務職をしていた私は、『今の給料だけでは到底豊かな生活を送ることができない』と悟り、OL生活6年間で貯めた400万円を使って株式投資をやってみようと考えました。
そう思った時に必要だったのは『お金の知識』です。
すぐにお金に関する本をインターネットで検索し、お金の勉強をすることにしました。
もしかすると、ほとんどの方は株を始めようと思ったらいきなり株式投資の本を読むのかもしれません。ただ、私の場合、比較的年齢が若かったこともあったので、まずは『お金とは何者なのか』について学ぶことから始めました。
今回は、私がお金の勉強をするために読んだ本や感想を、読んだ順にご紹介します。
- ① 20代で知っておきたいお金のこと
- ② 知っておきたい ホントに大事なお金の話
- ③ 富の福音
- ④ ユダヤ人大富豪の教え
- ⑤ お金とつきあう7つの原則
- ⑥ 投資戦略の発想法
- ⑦ となりの億万長者
- ⑧ 敗者のゲーム
- ⑨ 株式投資の未来
- ⑩ 金持ち父さん貧乏父さん
- 最後に
20代で知っておきたいお金のこと
お金のことについて全く知識がなかった私にとって、非常に読みやすい本でした。
この本では『仕事、結婚、貯金、住宅、保険、老後、投資』といった内容について、広く浅く書いてあります。
私の場合、いきなり難しい本を読むと理解できず嫌になってしまうので、最初の一冊にはピッタリな本でした。
- 価格: 1430 円
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知っておきたい ホントに大事なお金の話
お金に関する教科書的な一冊でした。
筆者の方も、『これまで金融教育を受けてこなかった日本人のための、はじめてのお金の教科書を意識』して書かれたそうです。
「20代で知っておきたいお金のこと」と内容が被る部分も多いのですが、こちらの本は「お金に関する本質的な知識」がぎゅっと詰まっています。
予備知識のない方でも理解できるようにわかりやすく書いてあるので、お金に関する本を1冊だけ読みたい、という方にはコチラの本をオススメします。
富の福音
アメリカの鉄鋼王、アンドリュー・カーネギーが、1901年に出版した本を翻訳したもの。
1世紀以上も前に書かれたものなのに、富や労働についての考え方は現代社会にも通じていて、お金や仕事に対する姿勢を考えさせられた1冊でした。
- 作者:アンドリュー・カーネギー
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2018/10/03
- メディア: 文庫
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ユダヤ人大富豪の教え
お金持ちのユダヤ人から教わった、「お金持ちになるための秘訣17つ」を非常に読みやすい形で書かれています。
わかりやすい上に面白かったので、一気に読み切ってしまいました。
お金についての勉強というよりは、ビジネスをするために必要な能力や考え方を学べる一冊です。
- 作者:本田 健
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2003/06/19
- メディア: 単行本
お金とつきあう7つの原則
お金に振り回されることなく、まるで『吸った息を吐くように』お金と付き合うにはどうするべきなのか、様々な観点から書いてあります。
途中、例として簡単な計算も出てきますが、難しい内容ではないですし、予備知識もあれば尚更スラスラと読めるかと思います。
投資戦略の発想法
私が初めて読んだ、株式投資についての本です。
可能な限りリスクを回避し、時間を味方につけて確実に資産を殖やしていく方法が書かれています。
お金を守る術(財産防衛術)を身につけることがどれだけ大事なのかが力説されており、投資を始める前に大切な心得なんかもわかりやすく書いてあります。
となりの億万長者
今回紹介する本の中で一番好きな一冊です。
1万人以上の億万長者にインタビューやアンケートをして、億万長者とはどんな人々なのかをまとめたもの。
億万長者の習慣から学ぶべき「7つの法則」が書かれていて、それは私たちが今日から実行できるものばかり。
この本を読んで『自分にとっての幸せとは何なのか』について真剣に考えることができ、『浪費』がどれほど私の求める生活を遠ざけるものなのかがわかりました。
- 作者:トマス・J・スタンリー,ウィリアム・D・ダンコ
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2013/08/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 価格: 1320 円
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敗者のゲーム
資産運用で勝つためには、「ミスをしないこと」。
そのために必要な考え方や投資法が書かれています。
株式投資を始める前に読んだので理解するのが難しい点もありましたが、投資を始める前に読んでおいて良かったなと思う一冊でした。
- 価格: 1870 円
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株式投資の未来
米国株式投資をしている人なら、知らない人はいないほど有名な本です。
どういった会社の株を持てば株主に利益をもたらしてくれるのか、100年以上の膨大な市場データをもとに立証したもの。
非常にわかりやすくて説得力があり、株式投資のバイブル本です。
- 作者:ジェレミー・シーゲル,瑞穂 のりこ
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2005/11/23
- メディア: 単行本
金持ち父さん貧乏父さん
これも超有名な本。
Amazonの株式投資カテゴリの本でベストセラーとなっています。
裕福になるためには高度な教育など必要なく、お金に関する正しい知識を身につけることが大切だとわかりました。
とても読みやすかったのですが、ここまでお金や仕事に関する本をたくさん読んできたので、この本はおさらい的な感覚でした。
毎日懸命に働くサラリーマンの方が最初の一冊として読めば、かなりの衝撃を受けるのではないかと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか?
本屋さんに行くとハウツー本がいっぱい並んでいますが、今回紹介した10冊は、どれも「考え方を学ぶ」ものです。
本を読み終わってからお金や投資法についてじっくり考えることで、着実に資産を殖やす習慣が身につくのではないかと思います。
どれも素晴らしい本なので、興味のある方は是非読んでみてください!
それでは^^